今回の舞台でご一緒させて頂く

中野かおりさん

 

彼女はそれはもうバイタリティーに

溢れまくった

佐賀のがばい先輩である。

 

表現が真っ直ぐで

中にはちょっと物怖じしてしまう人も

居るかもしれないけれど

そこが彼女にとっての本質なのかも

知れない

 

稽古が終わって

知ってか知らずか

彼女はいつも僕に

宿題を残していってくれる

 

役者とは何ぞや

普段通りとは何ぞや

リアルとは何ぞや

板の上で役として生きるとは何ぞや

 

例えばドアノブ1つ捻るにしても

ドアノブを捻る理由や気持ち

色んな思いでドアノブに手をかける

 

色んな人達が板の上で

思い思いのドアノブに手をかけている

それは未来へのドアなのか

過去へ戻ってしまうドアなのか

きっと僕達自身が決めるのだろうけど

 

役から数多くの課題がのしかかって

それをどうやって解決していこうかと

必死になっている最中です

もなかではありません。

 

見にきて下さる方々に

貴重な時間を頂いている以上

何かを舞台の上に残して帰れるよう

精進して参ります

 

6月

見上げれば曇天でも

その向こう側に太陽がある事を信じて

 

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                   竜一